サルを見に行ったはずが
こんにちは、K子です!
先日、那須ワールドモンキーパークへ行ってきました。
フサオマキザルは、ご飯をむしゃむしゃ食べながら網にぴったり張り付き、こちらをじーっと見つめています。その姿を見て思わず、
「長男がYouTubeを見ながらご飯を食べている姿、そのままだ…」
と笑ってしまいました。
一方で、しっぽだけで器用にぶら下がり、体をぶらぶら揺らして遊ぶクモザルは、ソファで海老反りになって遊んでいる次男そっくりです。
さらにワオキツネザルたちは、ついさっきまで仲良く身を寄せ合っていたかと思えば、突然仲間割れ。ギャーギャーと園内に響くほどの雄たけびを上げながら激しく言い争っていました。
「さっきまで仲良かったのに、なんで!?」
その姿は、わが家の長男と次男そのもの。
一緒に遊んでいたかと思えば、次の瞬間には大喧嘩。けれど気が付けば、また何事もなかったように遊んでいます。
サルたちを見ながら、「兄弟げんかは人間だけじゃないんだな」と妙に親近感を覚えてしまいました。
母猿にがっしりとしがみつくリスザルを見ていると、まさに長女そのもの。安心しきった表情までそっくりで、思わず顔がほころびました。

「人間はサルから進化した」とよく言われますが、「なるほど、こういうことか」と妙に納得してしまう瞬間でした。
動物を見に行ったはずなのに、気が付けば子どもたちの日常ばかり思い出している自分がいました。
振り返ってみると、私たちは目の前のものを見ているようで、実は自分の中にあるものを見ているのかもしれません。
サルを見て子どもを思い出したのは、毎日一緒に過ごす家族の姿が、それだけ私の中に深く刻まれているからなのでしょう。
そう考えると、何気ない日常も少し違って見えてきます。
特別な場所へ出かけなくても、普段の暮らしの中には思わず笑ってしまう場面や、後になって気付く幸せがたくさん隠れています。
動物園で見つけたのはサルの生態ではなく、案外、わが家の日常だったのかもしれません。
そして気が付けば私は、サルを見ていたというより、家族を見ていたのでした。
